こんにちは、マイヤーです。
子どもを育てる上で気を付けなければならないのが、子どもの怪我や事故のときの応急処置です。
もちろん、子どもに危険のないような環境を整えるのが一番大切ですが、子どもの好奇心が育って行動範囲が広がったり、兄弟ができたり、すると側に張り付いていない限り、何かは起きてしまうでしょう。
今回は、子どもがカミソリやハサミなどで切り傷をつくったときの応急処置と気を付けること、完治までにすることをまとめました。
この記事のもくじ
子どもの切り傷
興味を持ってお母さんやお父さんの荷物をあさっていたらカミソリがあったり、紙で遊んでいて手が切れたり、鋭利な家具にぶつけて切れてしまったり。
子どもがいる家庭は家具やおもちゃ、環境などには最善の注意を払う必要がありますが、万が一子どもが切り傷をつくり、出血をした場合どうすればいいのでしょうか。
まずは子どもを落ち着かせる
切り傷ができると、子どもは痛さと血がでたことへの驚きで泣いたりパニックになったりするでしょう。
そんな子どもを見ると、大人までパニックになりがちです。
ましてや、応急処置の方法を知らなければもっとパニックになるでしょう。
お母さんが不安そうな顔をしていると、子どもはますます不安になり、余計に泣き止まなかったりパニックに陥ったりしてしまいます。
まずは、落ち着いて、
「痛かったね。大丈夫だよ。血お水で流そうね。止まるからね。」
と、落ち着いて声をかけましょう。
「止まるから大丈夫!」
と突き放すと、子どもはますます、不安になってしまうので、
「痛かったね。びっくりしたね。」
とまずは気持ちを受け止めることが大切です。
その上で「止まるから大丈夫だよ。」と伝えましょう。
それでも泣き止まない子どもがほとんどだと思いますが、動じてはいけません。
大丈夫。
と、ドンと構えて応急処置にうつりましょう。
基本的に血は止まるようにできている
基本的に、大怪我、大事故出ない限り、正しく止血すれば、血はとまるようにできています。
子どもが出血したときは、5分でも血が止まらないと長く感じますが、15分~20分で止まることがほとんどです。
30分以上してもガーゼや盤倉庫からにじみ出るほど出血がある場合はすぐに救急に連絡する必要がありますが、正しく処置をすれば、ゆっくり病院へ行けば問題ないので、安心して落ち着いて行動しましょう。
傷口の確認
まず、傷の深さと長さ、出血の量などを医師に伝えられるように把握します。
傷口を見ることで子どもは激しく嫌がると思いますが、傷口の深さによっては救急で縫合してもらう必要がある可能性もあります。
親自身も怖いかもしれませんが、しっかり傷口と向き合って確認することが大切です。
傷口に菌が入らないようによく洗う
例えば砂場で怪我をした場合や、工作していて手が汚れている場合は特に、そうでない場合も、傷口に菌が入って化膿しないようにしっかりと洗いましょう(石鹸をつけると染みる場合があるので、流水で大丈夫です。)
止血をする
血液は、心臓がポンプの代わりになって全身に血を送り込んでいます。
患部をできるだけ心臓から高い位置におき、患部に清潔なガーゼやハンカチをあててを強めに抑えます(直接圧迫法)
大概の場合はこれでとまりますが、出血量が多い場合は、そこから心臓に近い部分の動脈部分をしっかりと押さえます(間接圧迫法)
動脈部分は、脇、肘、手首(親指側・小指側)などですね。
血がなかなか止まらない場合
15分~20分程度押さえても血がジャージャー出て止まらない場合は救急でも病院に連絡しましょう。
縫合や消毒など医師の手による処置が必要な場合があります。
血が止まった場合
傷口が浅い場合は消毒をして絆創膏などで患部を保護して様子を見ます。
血は止まっても傷口が深い場合は、傷口が化膿する場合もあるので、かかりつけの病院へ。もし定休日でやってなかった場合も医師に見てもらっておいたほうがいい場合もあるので、救急でも一度病院へ連絡して指示をあおぎましょう。
化膿しないように気をつけて過ごす
怪我の場合は、血が止まったあとも化膿に気を付けなければいけません。
といっても、菌が入らないように清潔な状態をたもち、こまめにテープをとりかえて消毒することで、自然と治ります。
子どもだと自然治癒力が高いので、驚くほどのスピードでなおります。
しばらくの間は気をつかって消毒してあげましょう。
神経がきれていないか心配
これは素人では判断ができないので、それほど傷口が深い場合は、救急でもすぐに病院へ連絡をして必ず医師に相談しましょう。
さいごに
傷口の深さにもよりますが、応急処置で大概の場合は血も止まりますし、化膿も防げます。
まずは不安な子どもの気持ちに寄り添って、落ち着いて行動してあげてくださいね。
また、こんなことで医師に相談していいのかな?と思うこともありますが、大切な子どもの命を守るために、まずは救急病院へ連絡して、傷の状態を報告し、指示をあおぎましょう。
お役にたてたら幸いです。
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