母になるも6話を終え、どうしても母になりたかった女性「麻子」の過去について明らかになりました。その中で、麻子が「母は全て完璧でした」という母親の存在が明らかになりました。
母になる第6話のネタバレあらすじと木野の110円の考察!かんちゃんって誰?
麻子の母親は病気で亡くなっていますが、入院中、麻子に送られた手紙の内容にネット上で非難の意見が殺到しているようです。
麻子の母の手紙の全文と感想をまとめました。早く子どもを産んで欲しいということを、さまざまな言い方で延々と語る内容の手紙です。知りたくない方は、ご遠慮ください。。。
麻子の母の手紙全文
麻子。
どうしていますか?
季節の変わり目に風邪などひいてませんか?
無駄遣いしていませんか?
しっかりと気を引き締め、真面目に一生懸命暮らしていますか?
結婚を考えている人がいるという嬉しい報告があってからずいぶん経ちますが、その後どうなりましたか?
結婚はまだですか?
お母さんは先日受けた精密検査の結果が出ました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
麻子。結婚はどうなったの?
お母さんのために結婚の話を進めていると言ってくれましたよね。
女性の幸せはなんといっても結婚・出産です。
早く結婚して、出産して、かわいい赤ちゃんを、孫見せてくださいね。
お母さんはもうあなたの結婚と出産だけが生きがいです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
先日、入院先の病院の売店で買ったファッション雑誌に、結婚しなくてもいいから好む子供だけが産んでみたいという女性が増えている。そんな記事がありました。
考えてみれば、結婚にはタイムリミットはありません。
でも、出産となるとそうはいかない。
いつか子供は産んでみたいと、少しでもそんな気持ちを持っているなら、そのいつかはあっという間に過ぎていきます。
女性にはタイムリミットがあるの。
急いで。早くお母さんに孫抱かせて。
他にはもう何も望みません。
ただそれだけ。せめてもの親孝行。あなたを一所懸命育てたお母さんに可愛い孫お願いします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
女性にはタイムリミットがあると言ったでしょう。
あとになって産みたかったと悔やんでも遅いのよ。
こればっかりは取り返しがつきません。
なので、今のうちに産まなきゃ。
女性として生きているからには、一度は産まなきゃ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
麻子。
どうしてあなたはお母さんの望む人生を歩いてくれなかったの?あなたって子は。
何ひとつのことお母さんの望むことをかなえてくれなかったのね。
集まる非難の声
・産みたくても産めない人の気持ちを理解していない!ひどすぎる!
・リミットあるから早く産めなんて。色んな状況の人が観ているのに、ひどすぎる。
・ドラマだと分かっていてもちょっと辛い。へこむ。
・子ども産むことだけが親孝行ではない。産みたくても産めない人だっている。
・取り返しがつかないって何?女性なら子ども産まなきゃって何?ひどい。
・自分に言われてる気がして悲しくなった。
・今まで観てきたけど、一気に見るのがイヤになった。
などなど。産みたくても産めない人や、不妊治療を続けている人など、いろいろな状況の人が観ているにもかかわらず、延々と母の手紙の朗読が続いたことで、不快な気持ちになった人も多かったようです。
両親が結婚・出産を期待しすぎているということはよくある話だと思います。さらに、世間からの目もあり、それを受ける本人が一体どんな感情になるのかを表現しようとしたのかも知れませんが、それにしても言葉が直接的過ぎた感じはします。
結婚や出産のプレッシャーを親からも周りからも与えられて追い込まれている様子を描くのに、もう少し他に言葉がなかったのだろうかと。
聞くのが辛くなる言葉が多すぎましたね。
朗読していたのは誰?
声なのに、子どもに対する心配や期待、苛立ちなどが伝わる読み方でした。
母親は門倉早苗となっており、高橋ひとみさんが朗読しています。
さいごに
そもそものテーマが重いだけに、ひとつ言葉を選び間違えると、たくさんの人を傷つけてしまうことを感じました。このような言葉を選んだ意図もあるのだとは思いますが、同じ苦しみをもつ人には、どのような理由であれ観るのが(聞くのが)辛い回だったように思います。
コメントを残す