今回は第3話の名言名シーンについての感想と、第4話で明らかになった麻子の服役の過去について考察しています。
ドラマ母になる第2話のネタバレ感想は?沢尻エリカの海辺でのセリフと名言まとめ
CONTENTS
第3話の名言と感想
すっごく美味しそうに食べてた
嘘はついてない
陽一
結衣がコウのために用意した誕生日ケーキ。片付ける時にひとつだけあまり手が付けられていないのを見て、結衣はてっきりコウが残したのだと思います。
それなのに「ケーキ美味しかったです」というコウのセリフに、麻子の手紙の一文を思い出します。
母になる第2話の麻子の手紙全文ネタバレ!コウを施設に預けた理由を考察!
でも、陽一によって、コウが本当に美味しそうに食べていたことを知り、安心します。
麻子の手紙によって、「お母さん」という言葉も「美味しい」という言葉も全て本音ではないと感じてしまう結衣にとって、「嘘はついていない」という言葉は感動しただろうなと感じました。
言わなくて
気付かなくて
気付かせることできなくてすみません
言われないと気付かなくてすみません
結衣・陽一
陽一がショートケーキが苦手だということが発覚した時の夫婦の会話です。
夫婦だと「言わなくてもわかってほしい」とか「言われないとわからない」とか、ちょっとしたすれ違いがどんどん多くなっていきます。
夫婦に限らず、人に対してこう思い合えるって素敵だと思いました。
助けていただいてありがとうございました。
結衣
麻子が警察に通報せずにコウを育てた理由を聞いた結衣が、麻子に頭を下げながらいったセリフです。
9年間苦しみ、二度とかえってこない大切な期間を奪われたのに、このセリフが言えるのは、子を思う母の強さなのでしょうか。
ととざかってなんだっけ。
もう忘れました。
コウと暮らした日々のことなんて。
手紙も2年前に書いたものですから、忘れてください。
今日はお詫びと、もう2度と会わないことを伝えに来たんです。
麻子
コウの幸せを願って麻子が放った言葉です。手紙の内容を聞いた時は、子どもの幸せを願う母ならこんな内容にはならへんやろ!と思いながら見てましたが、2年間で大きく心境が変わったんですね。
大事に思うからこそ強く突き放す、コウのことを思う本当の愛情の深さと強さに感動しました。
行かないで
コウ(ノートに殴り書き)
突き放されたコウが部屋にこもってノートに殴り書きしていた言葉です。
コウにとって本当の幸せってなんなんだろう。と考えさせられます。
そんなに産みの親と過ごすことが大切なのかな。とか。
親子ってなに?母親ってなに?とか。
コウ、
柏崎さんのこと新しいお母さんって言ったけど、新しいお母さんじゃないよ、あの人は。
本当のお母さんだよ。
本当のお母さんのところ行きな。
ママはもう寂しくなることはないから。
誰かに会いたいと人は寂しくなるの。
ママはもう会いたくないから。
疲れたから。
忘れたいから。
忘れたから。
ママ ほら行きな
ママ いいから行きなさい。
ほら、行きなさいって。
2年前にあなたを捨てたママのことなんてもう忘れなさい。
麻子
これが自分への本当の愛情だということに13歳になったばかりのコウは気付けず、辛くて泣いてしまいます。
子どもが「ママ」と歩み寄ってきているのを突き放すほど辛いことはありません。
勝手に育てた罪は許されることではありませんが、育ての親も立派なお母さんだと思います。幼いコウが「ママー!」と言いながら笑顔で走ってくるのを、それ以上の笑顔で抱き上げるシーンは感動しました。
コンビニで立ち読み
コウ
嘘ですか?
嘘でした。
嘘ばっかり
ロボットは嘘をつかない
コンビニなんてすぐわかる嘘はつかない
嘘をつくのは人間だから
生きてるからだ
陽一
今回キーワードとなっている「嘘」
嘘は必ずしもいけないものではなく、相手を傷つけないためにつく嘘もあります。それを愛情ととる人もいれば、嘘つきととる人もいます。
今回のコウの場合は、「ママのところへ行っていた」と言えば、結衣が悲しむことをわかっていたから嘘をつきます。
人工知能がどれだけ発達しても、愛情だけは人間を越えられないということでしょうか。
麻子の服役の理由は?
施設に預けた理由として、女手ひとつで育てていくのが大変だったと語ります。
しかし、第4話の予告編で、本当の理由は2年前になんらかの罪に問われて刑に服していたことが明らかになります。
コウを勝手に育てた罪だとすれば、2年間結衣たちに知らされていないのは辻褄があわないので、他になにか罪を犯したことになります。
「女手ひとつで育てていくのが大変だった」というセリフから考察すると、やはり金銭的に厳しくて、窃盗などの罪を犯したのかも知れないですね。
このあたりは第4話で明らかになるといいなーと期待しています。
もうひとつの謎、木野愁平の過去や大切に持っている110円の謎についてはこちらで考察しています。
さいごに
今回キーワードだった「嘘」
嘘も、相手との信頼関係があれば、理解ができたり、その言葉を優しさだと受け取ることもできます。
でも、信頼関係がなければ「嘘をつかれた」と悲観し、ますます信頼を失ってしまいます。
こんなに嘘ひとつで振り回されるのは、やはり心のつながりがないからだと感じました。これから心がバラバラになった3人がどうやって家族を築いていくのかが楽しみです^^
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