ハロウィンの内容がわかるおすすめ絵本!赤ちゃんにも大人にも人気の絵本5選!

ハロウィーンの季節がやってきました!
もともとは外国で楽しまれていたイベントですが、いつからか日本でも盛り上がりを見せるようになりましたね。
幼稚園や保育園でも、世界の行事のひとつとして絵本を読んだり手遊びをしたりして伝えるところも増えてきました。
今回は、ハロウィンの内容がよくわかる絵本や、1~2歳児でも楽しめる絵本までを5冊紹介します。
この記事のもくじ
ハロウィンの人気絵本
ハロウィーンってなぁに?
【対象年齢】
年長、小学生、大人
【あらすじ】
魔法使いの女の子ビビ。のどかないなか道を散歩していると、魔女のドーラが挨拶もせずに急いで走っていきます。
ついていくと、魔女たちが集まって、ありったけのかぼちゃを集めています。
「なにをしているの?」
いつもは優しくしてくれるのに、ビビの問いかけも無視してかぼちゃをとる魔女たち。
悲しくなったビビは、おばあちゃんに、訪ねることにしました。
「昔からハロウィンは一年中で一番恐ろしい夜なんだよ。」
おばあちゃんは、ハロウィンのことを教えてくれました。
「ハロウィンは、あの世とこの世が出会う夜だというからね。昔の人間は、死んだ人間がハロウィンの日に戻ってくると信じていたんだよ。それで、大きな焚き火をして妖怪や魔女から身を守ったのさ。」
魔女たちにとったらお祭りだということを知ったビビは、続けて、「かぼちゃはどういう意味?」と尋ねます。
「昔昔、アイルランドのジャックというおじいさんがいて、けちでずるをするから、死んでも天国へ入れてもらえなかった。地獄でも嫌われて追い返されたから、悪魔がくれた熱くて赤い炭火をくりぬかれたかぶにいれてさまよい歩いている。今では子どもたちのお祭りだ。それぞれ怖い格好をして、おかしくれなきゃいたずらするぞといってまわるんだよ。」
ビビは友達を呼んで、おばあちゃんに教わりながらランタンやかぼちゃのタルトを作ります。
そして、おばけに変装したビビたちはおうちを回っておかしをもらい、ハロウィンパーティを楽しみました。
【感想】
鮮やかで優しい色合いで描かれた楽しい絵が魅力的な絵本です。
かぼちゃやおばけが出てきて、ハロウィンが題材になっている絵本はいくつもありますが、「ハロウィン」というイベントの由来などを知ることができる絵本は少ないので、理解ができる年齢になったら一度は読んであげたい絵本だと感じました。
ペネロペのたのしいハロウィン
【対象年齢】
0歳から~
【あらすじ】
絵本に出てくるような魔女になりたいペネロペ。ハロウィンの日、友達はおばけや妖精に大変身しています!
ペネロペも変身して、みんなで歌を歌いながらおうちを回ってお菓子をもらいにいきます。
【感想】
仮装しておうちを回ってお菓子を回るというハロウィンのイベントにふれることが出来る絵本です。
子どもも大好きなペネロペのシリーズなので、赤ちゃんからでも親しみやすい絵本だと感じました。
ハロウィンドキドキおばけの日!
【対象年齢】
3歳ころから
【あらすじ】
怖がりのレイはハロウィンの日が憂うつ。みんなが仮装で盛り上がっているなか、気絶しそうになります。
がんばって変装して寝ていると、夜中に優しそうなおばけがあそびにきました。
そのおばけは、怖がりおばけのシェイク。
ちびドラキュラのブルードに、人間の血をもってこなかったらひどい目に合わせると言われ、なくなく人間界にやってきた模様。
ハロウィンに備えて、二人はおばけたちが嫌いなジャックオーランタンをつくります。
すると、ジャックがしゃべりだしました。
「むかしむかし、悪さばかりして天国へも地獄へもいけないおれに悪魔がランタンにしてくれた。ハロウィンのときだけよみがえるんだよ」
いじわるなドラキュラをやっつけるために3人で力を合わせることに!
ドラキュラが苦手な十字架やにんにくを用意します。
ハロウィンの日の夜。家の裏口からドラキュラのブルードがやってきました。
「人間の血ならここだよ!」とにんにくを投げつけ、無事にブルードをやっつけました。
怖がり同士で仲良くなれたレイとシェイク。来年のハロウィンに会えるのを楽しみに別れました。
【感想】
おばけはおばけでも怖がりで優しいおばけのお話。
ハロウィンの話にも触れられて、低年齢児にも伝えやすいのでおすすめの絵本です。
ジャックオーランタンの作り方や簡単な仮装の衣装の作り方や料理のレシピも載っています。
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いらずらジャック
【対象年齢】
0歳から
【あらすじ】
あるところにかぼちゃのおばけがいました。
名前はジャック。
「さて、今日はどんないたずらをしようかな。」とワクワクしながらやってきました。
寝坊助している子どもに落書きをしたり、落とし穴に落としたり。ジャックは愉快でたまりませんでした。
そこへ女の子がやってきました。
女の子はジャックのことを全く怖がらず、「ジャックつまらない。もっと驚かせて」といいました。
ジャックは一生懸命考えましたが、なかなかいい考えが浮かびません、
そして、町の子どもたちは仮装してハロウィンの準備をはじめました。
するとその時町が突然まっくらに。
「たいへんだ!」
ジャックは、ろうそくの火をたべて魔法のひのこをふきかけました。
すると、町中にかぼちゃのあかりが灯ります。
子どもたちはびっくりして大喜びでした。
【感想】
絵もお話もわかりやすいので、0歳の赤ちゃんでも「かぼちゃ」の絵を楽しめると思います。
町中にかぼちゃのあかりが灯る絵がとてもきれいで、ジャックの驚かせ方に心が温まる一冊です。
ハロウィンのランプ
【対象年齢】
3歳ころから~
【あらすじ】
「今日はハロウィンです!こわーいらんぷを作りましょう。」先生が言いました。
クラスで一番怖いランプを、作ろうとしたジーナ。
一生懸命つくったのに、先生にほめられたのは仲良しのサリーのランプでした。
悔しくてひとり残ってランプをつくることに。
やっとの思いでランプを作ったジーナでしたが、遅くなってしまったのでおうちを回っても誰からもお菓子をもらえません。
歩いていると魔女にぶつかり、魔女についてお城にいくとそこはおばけのパーティでした。
ガイコツのパズルやこうもりのつかみどり。
「君もなんか楽しい遊び知らない?」と聞かれ、「トリックアトリート!」とおばけたちに教えてあげました。するとおばけたちは大盛り上がり。
しかし、出てきたお菓子が不気味で「こんなの食べられない!」というと、人間だということがばれてしまいます。
まっ暗になったとき、そこにいたのはサリーでした。
おばけたちはサリーのランプにおどろいて逃げたのです。
サリーはお菓子をもらえないジーナのために、お菓子を分けてくれました。
【感想】
細かい濃淡が丁寧に描かれていて絵に味わいが感じられます。
仲良しの友達の作品が褒められたことが受け入れられなかったジーナですが、ピンチの時に救ってくれてお菓子まで分けてくれる心の優しさにふれ、友人の有難さや友人がつくった作品のすばらしさを実感します。
一生懸命つくった作品を認めてもらえなかった悔しさやおばけと過ごす楽しさと不安、そして、友人に助けてもらって安堵する気持ちなど、たくさんの”気持ち”に触れられる一冊です。
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さいごに
ハロウィンという行事に触れられる絵本を5冊紹介しました。
どれも絵が鮮やかで見ているだけでも楽しいので、赤ちゃんとでもかぼちゃやおばけの絵を一緒に見て楽しんでください^^
それではありがとうございました~♪
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