ハクは二重人格?千と千尋の神隠しはハッピーエンド?

数々の都市伝説が流れている千と千尋の物語。意味深なシーンも多く、それぞれの価値観で意見が分かれる場面がたくさんあります。今回は湯婆婆の手下として登場し、最後まで千尋を守ってくれる重要人物”ハク”についてさまざまな角度から考察しました。

 

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ハクの正体は?

ハクはもともと千尋家族の住む家の近くを流れるコハク川という川の神様で、本名はニギハヤミ・コハクヌシ。本当の名前を湯婆婆にとられ、ハクとしてこの世界で湯婆婆の手下として働いています。働くうちに、本当の名前を忘れ、もとの世界に帰る道もわからなくなってしまいます

ハクが魔法つかいになりたかった理由

ハクの魂が宿っていたコハク川は、コンクリートで埋めつくされ今はマンションが建ってしまいました。魔法つかいになって自分の住む川を取り戻そうとしたのでしょうか。

ハクはな、千と同じように突然ここにやってきてな。魔法使いになりたいと言いおった。
ワシは反対したんだ、魔女の弟子なんぞろくな事がないってな。聞かないんだよ。もう帰るところはないと、とうとう湯婆婆の弟子になっちまった。そのうちどんどん顔色が悪くなるし、目つきばかりきつくなってな……

釜爺が魔法つかいにの弟子になってもろくなことはないと言っても、「帰るところがない」といって聞かなかったのも、自分の川をコンクリートにされて自暴自棄のような感覚になっていたのかも知れません。

顔色も悪く目付きも鋭い。綺麗な川の神様は、周りから怖がられる存在へと変わっていってしまいました。

竜はみんな優しいよ。優しくて愚かだ。魔法の力を手にいれようとして妹(湯婆婆)の弟子になるなんてね。

銭婆からおろかと言われたのは、魔法に頼らずに自分の力でなんとかしないといけないということを伝えたかったのだと思います。

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ハクは二重人格?

そんな冷たく厳しい性格と化したハクですが、心が温かくなる出来事が起きます。それが、千尋との再会です。

自分の名前は忘れてしまっても、千尋の名前だけは決して忘れませんでした。ハクは千尋のことを思うからこそ厳しいことも言いますが、いつも優しく、自分のことよりも千尋を守ろうとします。

帰る場所もなく、自暴自棄になっていた冷たい心を、大切な人を思う暖かい気持ちが包み込みます。そして、千尋から信頼され、強い絆と深い愛情で繋がり合うことで、少しずつ本来の自分へと戻り、最後には千尋のおかげで自分の名前も思い出します。

映画を通してハクと千尋の関係を見ることで、愛し愛されることの大切さ、愛で満たされることで心が穏やかになるということを感じされられました。

 

ハクは最後どうなるの?

湯婆婆に歯向かったことで、八つ裂きにされてもいいのかと脅されたハク。映画ではハクが最後にどうなったかの描写はないので、観た人によって意見が分かれるところです。

さぁ、行きな。振り向かないで

といって千尋と別れます。別れるシーンでいつまでもハクの手がいつまでも画面に残っている描写にハクの感情がつまっているような気がして、毎回感動します。

千と千尋の神隠しはハッピーエンド?

ハクは?ハクはどうするの?
私は湯婆婆と話をつけて弟子をやめる。平気さ、ほんとの名前を取り戻したから。元の世界に私も戻るよ。
またどこかで会える?
うん、きっと。
きっとよ。
きっと。

テレビでの上映やDVDなどでは、トンネルから抜け出した後千尋の髪留めが切らりと光り、車を走らせて物語は終わります。

しかし、公開当時に映画館で流されていたラストシーンでは、新居に到着後の描写があります。千尋が何気なく新居の周りを歩いていると、短い橋のかかった小川があることに気づきます。千尋は何かを悟ったような表情をし、物語が終わります。

千尋がこの時に悟ったかはわかりませんが、間違いなくこれがハクの生まれ変わった川だと思います。ハクは約束通り、湯婆婆に交渉して本来の自分の場所へと帰れたのではないでしょうか

さいごに

ネット上では最後の結末についていろんな意見があります。ルールを守らなかったために八つ裂きにされた。という意見も多くあり、それぞれが想像し、いろいろな解釈ができる終わり方って面白いなと思います。

 

確かなことは、ハクと千尋が強い絆で結ばれているということ。愛情は、側にいられなくても伝わるということ。距離に関係なく、時空すら越えるということを改めて感じました。

この映画が本当にハッピーエンドだったかはわかりませんが、私は、無事にハクが新たな川になって生まれ変わり、千尋と再会の約束を果たせた、というハッピーエンドであってほしいと思っています。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

UTANE

UTANE 自由人 1987年生まれ  2児の母(2021年5月に3人目出産予定)  わたしの世界観と趣味などについて綴っています。