保育士さん向け

節分の日の保育アイデア!子どもと楽しむ遊びや制作と絵本について

子どもたちの好奇心を育てるのに、行事についてわかりやすく伝え、その行事を実際に体験して楽しむことは大切なことです。今回は節分の日の保育(遊び・制作・絵本・歌など)についてまとめました。

 

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節分ってどんな日?

先生 「明日は2月3日 節分です」

子ども  「節分ってなあに?」

先生  「節分は、「季節を分ける日」という意味で、今日で冬はおしまいです。明日から春になるよーって言う日だよ

子ども  「えーまだまだ冬だよ!寒いよー!」

先生  「そうだね。でも昔は2月4日は「立春」と言って、春が始まる日だったんだよ。そして、今は1月1日がお正月。でも、昔のカレンダーでは、2月4日がお正月だったんだよ」

子ども  「えー!!!!」

先生  「今と昔のカレンダーは違うんだね。だから2月3日は大みそか。一年間ありがとう。来年も良い年になりますようにといって、嫌なものを追い払うために豆をまいたんだって」

子ども  「なんで豆をまくの?」

先生  「昔はね、季節の変わり目には鬼が出ると言われていたんだって。それで、昔むかし、鞍馬山(くらまやま=京都府京都市左京区にある山)に鬼が出た時に、毘沙門天(びしゃもんてん)という神様が、お豆を使ったらいいよって教えてくれたから、みんなはお豆を鬼に投げてやっつけたんだって。だから今でも、「鬼は外」って言ってお豆を投げるんだね。」

 

自分の中の鬼について話す

先生  「みんなの心の中にはどんな鬼がいるかな?先生は寝ぼすけ鬼とか、勉強いやいや鬼とかいじわる鬼とかかなー」

子どもA  「ぼくは泣き虫鬼ー」
子どもB  「ぼくも先生と同じいじわる鬼にするー」
子どもC  「野菜いやいや鬼とわがまま鬼―」
先生  「みんなよく思いついたね!いいね!」

子どもD  「ぼく鬼いなーい!!」
子どもE  「私もわからなーい」

先生  「じゃぁ先生の中のいやいや鬼を一緒にやっつけてくれる?」

子どもD・E  「いいよー!」

保育の配慮の点や考察

・なるべく子どものわかりやすい言葉に言い換えて話しましょう

・全部伝えようとしなくても大丈夫です。興味をもった子どもは自分で調べてどんどん知識を増やします。保育士はそのきっかけを与えるのです。

・自分の中にはどんな鬼?では、なかなかイメージしにくい子どものために、まずは保育士が自分から例えを言い、そこから子ども達のイメージが広がるように配慮しましょう。

・どうしてもイメージがわきにくい子どもがいます。節分の日の保育のねらいにたちかえりましょう。本来は、節分の日の意味を知り、それを先生や友だちと共に体験し楽しむことなはずです。鬼のイメージがわかなくても、大丈夫。「先生の鬼をやっつけてね。」といい、さらっと気持ちを受け止めてあげましょう。

・子どもから出た案や発言は、必ず「それいいね!」と認めるようにしましょう。子どもの自尊心が高まり、自信をもって発表できる力が育ちます。

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豆を食べる時は

・折り紙でコップをつくる
・廃材のプリンカップや持ちやすい箱などでもOK

豆の数は?
先生  「食べる豆は、年の数食べると言われているよ。今まで元気で生きてきた数、ありがとうの気持ちで食べるんだよ」「昔はお正月がきたら1歳年をとっていたんだって。だから自分の年の数よりひとつ多く食べる人もいるよ。今日は年の数だけ食べましょう」

・年少なら4つ
・年中なら5つ
・年長なら6つ 均等にいれる。

遊びのアイデア

豆は10~15個ずつくらいが妥当

園長先生鬼をやっつけろ!

・園長先生や担任が鬼になり、子ども達は追いかけて豆をなげる
・豆がなくなったら終わり
・グループにひとつかご(箱)を配り、片付け競争をする

大きな的を作り、一定方向にむかってなげる

・保育士が鬼の絵が描かれた的を用意しておく。5~6人でひとつの的を狙うように、人数に応じて的の数を用意する。

「おにはーそと!」の掛け声でみんなで鬼にむかってなげる
おいかけっこがまだ難しい低年齢児におすすめ

子ども同士で鬼ごっこ

お面を陣地に並べておく(グループごとにかごに入れるなど、わかりやすいように配慮する)
鬼はお面をかぶり、追いかける
タッチされたら自分のお面を取りに行き、追いかける

おにおにバスケット

フルーツバスケットの節分バージョン
赤、青、黄など使う色のメダルを用意しておく
赤鬼、青鬼、黄鬼など色別にわかれ、それぞれの色のメダルを首から下げる
鬼を決め、「〇色おにー!」と決めた色を伝える。
鬼に言われた色の子どもたちは急いで席を移動する。
椅子に座れなかったら次の鬼になり、それを繰り返して遊ぶ。
雨で外遊びが出来ない場合におすすめ

注意点

豆は思いきり投げない
人をねらう時は、首から上にあたらないように気をつける
落ちている豆を食べない
大豆アレルギーの子がいたら、あらかじめ保育の内容を保護者に伝え、どこまで参加できるか確認しておく。

 

歌や手遊び

・鬼のパンツ(作詞:不詳 作曲:L.デンツァ)
フニクリフニクラの替え歌

・赤鬼と青鬼のタンゴ(作詞:加藤直 作曲:福田和禾子)
NHKの歌番組「みんなのうた」で放送された楽曲

・豆まき(作詞・作曲:日本教育音楽協会)
昭和初期に「えほん唱歌」で発表された唱歌

・おにはそと(作詞:佐倉智子 作曲:大西進)
民衆社出版の、こどものうたピアノ伴奏集ベスト100 にのっています。

お面制作

低年齢児

・発泡スチロール皿か紙皿に油性マジックでおえかき
・保育士が穴を開けて輪ゴムを通す。

3~4歳児

・画用紙をつかってお面をつくる。保育士が目と口部分をあけておく
・鼻やほっぺた、髪の毛を画用紙で作り、切り貼りする

4~5歳児

・自分で目や口をくりぬく
・髪の毛は毛糸で、つのやほっぺたは画用紙で切り貼りする

鬼の出てくる絵本

・おにはうち (作:中川ひろたか 絵:村上康成)
園庭の外にいた見慣れないお友だち。名前は「にお」くん。頭のつのを隠して子ども達と遊びたくてやってきました。豆まきが始まると逃げようとする「にお」くん。でも校長先生は「いいおには~うち!!」と言ってくれます。人は見かけで判断してはいけないということを教えられる一冊です。

・泣いたあかおに(作:浜田廣介 絵:いもとようこ)
人間とお友だちになりたい赤おにのために、自ら悪役になった青おに。赤おには青おにのおかげでたくさん友だちができました。しかし、しばらくの間、青おにの姿が見えません。気になって青おにの家へいくと赤おにへの手紙が。それを読んだ赤おには涙を流します。大人が読んでも切ない気持ちになる一冊。

・おにはそと (作・絵 せなけいこ 出版社 金の星社)
節分の夜、大人の鬼たちは豆をまかれて逃げ出しますが、残されたちび鬼は子どもたちとすっかり仲良しになります。ちび鬼を助けにお父さんである親分が登場!ユニークな豆まきの話が楽しい一冊です。

・おにのパンツ(わらべうたえほん 構成:絵 鈴木博子)
フニクリフニクラの替え歌「鬼のパンツ」の歌詞の内容にそった絵本です。可愛い赤鬼さんと青鬼さんが、虎柄のパンツをはいて楽しく踊ります。赤ちゃんや小さいお子さんでも楽しめる絵本です。

 

さいごに

子ども達は楽しい経験の中からさまざまなことを学び、好奇心を育てていきます。子ども達と行事を楽しむことを一番に考え、絵本や歌を取り入れながら「節分」を伝えていってくださいね

また、各園・各学校では、インフルエンザの感染者がどんどん増えて、学級閉鎖になっているクラスも多いそうです。これからますます寒くなりますが、保護者の方も子ども達も先生も、それぞれが体調管理に気をつけて過ごせるようにしましょう。

インフルエンザに関する記事はこちらです。
インフルエンザは新生児でもうつる?母乳感染や予防接種の副作用は?
家族がインフルエンザに感染したらどうする?担任に伝えるべき?

 

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UTANE【管理人】  1987年生まれ 3姉妹の母