冬になると食べたくなるお鍋!お鍋に入れる、冬の代表的な野菜といえば白菜ですよね。ところで白菜にはどんな栄養分が含まれているかご存知ですか?今回は日ごろからよく食べている白菜の栄養分や、美味しい白菜の見分け方についてまとめました。
この記事のもくじ
白菜ってどんなお野菜?
栄養素について
ビタミンC
カルシウム
カリウム
ビタミンB2
鉄分
食物繊維
亜鉛やマグネシウムなどのミネラル
などがバランスよく含まれている野菜です。特に芯の部分に栄養が豊富に含まれています。
精進料理では重宝されている
白菜・大根・豆腐が「養生三宝」として、精進料理にはかかすことのできない食材とされており、中国の不老長寿の薬膳からの教えとして重宝されている野菜だそうです。
中国医学では、白菜は解熱効果や、咳止めの効果があるとされ、長引く風邪には白菜の料理が効果的だとされています。また、豊富な食物繊維で胃腸の働きをよくしてくれます。
栄養をたっぷりとれる調理法
ビタミンCは加熱すると壊れる?
白菜に含まれているビタミンCは加熱すると栄養分がこわれてしまうという話をよく聞きます。
本やネットで実験結果を調べたところ、加熱すると栄養分がこわれていくことは事実だそうですが、1時間加熱し続けても、その差はほとんどなかったそうです。なので、日常の調理ではそこまで気にする必要はなさそうですね。
栄養分を効率よくとるために
ビタミンCやビタミンB2、カリウムなどは水溶性の栄養素です。水溶性の栄養素は、水(お湯)で茹でることによって水の中に栄養素が流れ出ていきます。
そのため、汁ごと飲める鍋やスープにするのがおすすめです。加熱したり茹でたりしない、お漬物にするのも栄養素をそのまま摂取できて良いですよ。
美味しいはくさいの見分け方
美味しい白菜の見分け方を知り合いの八百屋さんに聞いてみました!
・葉や茎に黒い斑点がついているものは避け、一番外側の葉っぱが濃い緑色でつやとはりがあるもの(外側からどんどんしなびてくるそうです。)
・実際持ってみてずっしりと重たいもの
半分に切られたタイプの白菜
・白い部分が白くてみずみずしいもの
・葉と葉の間に隙間がないもの
切り口の盛り上がりで見分ける方法もあるようですが、同じ時期に同じタイミングで収穫しても、切り口が盛り上がっていたり盛り上がっていなかったりするそうなので、一概には盛り上がってるからと言って鮮度が落ちているというわけではないそうですよ。
さいごに
冬によく登場する白菜についてのまとめでした。栄養素を知ることで、その栄養素を生かした調理法を知ることができます。是非、美味しい白菜を見分けて、あたたかいお鍋を囲んで一家団欒を楽しみたいですね!
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