引っ越しするとなると、引っ越し費用に加え、新居の初期費用や敷金礼金など、いろいろとお金がかかります。この引っ越し費用ですが、実は値引き交渉されることを前提に見積金額を出していることをご存じでしたか?我が家は、ファミリー用の荷物ががっつりある中、兵庫から東京までの区間を3月の引っ越しシーズンに4万円でさせてもらいました。今回はその値切り術や、安く引っ越すための豆知識についてまとめました。
この記事のもくじ
引っ越し費用の相場って?
3~4人家族の引っ越しだと、同じ市内でも9~10万円。200キロ以上の長距離になると18万円程度かかります。あくまでも目安ですが、ファミリーの引っ越しだと、10万円以上は確実にかかります。
我が家の値切り術
どのくらいの荷物があったのか
ファミリータイプの冷蔵庫に洗濯機
大き目の食器棚が2つ
テレビボードとテレビ
セミダブルのベッド
ハンガーラック
ソファー
こたつ
ガスコンロ
段ボール10箱ほど
衣装ケース5つ
うちは3人家族で子どもも小さいので、なんだかんだと大荷物の引っ越しでした。
果たして金額は!
これを2月の下旬、兵庫から東京都墨田区までの区間消費税込みの4万円でしてもらいました。さらに荷物に万が一何かあった時の補償付きです!
これが我が家の値切り術!
まずネットで一括見積りをしてもらいます。その時の料金から1~2万円ほど安い料金まで交渉してみます。
自宅に招いて見積もっていただいた業者は、
ありさんマークの引越社
引っ越しのサカイ
アート引越センター の3社です。
いわゆる大手です。大手にした理由は、補償がしっかりしていること、大きなトラックがあるため、混載便を利用できることです。
混載便とは、トラックの空いているスペースを利用し、他の荷物と一緒に乗せる輸送方法があります。複数のお客さんの荷物をまとめて運ぶため、引っ越しの費用はかなり安くしてもらえます。
そして、順番に業者に来てもらうよう時間を設定します。一人あたり2時間くらい見て、2時間刻みでお招きしました。まず一組目は、一番安い業者です。
・いくらでしてもらえるかまず尋ねる
・以前東京から兵庫まで〇〇という引越会社が4万円でしてくれたので、可能であれば調整していただきたいとお願いする
・無理だと言われたら、いくらだったら頑張っていただけるか聞く
・折り返しお電話しますと伝える
・次に来た業者に、先ほどは4万円でしてくれると言ってもらって(嘘でもそう伝える)それより安くでしてもらえるのであればお願いしたいのですがと交渉する。
・引っ越し会社はなるべく自分のところで引き受けたいので、値段交渉になるべく応じてくれる
これを繰り返し、最後にはアート引越センターさんが、「うちは税込みでその値段します!」と言ってくれたので決定しました。
結果的に初めの見積もりの半額以下です!
混載便のデメリット
メリットはもちろん格安なことですが、デメリットもあります。日にちは指定してくれるのですが、他のお客さんの荷物を積んで回るため、細かい時間の指定ができません。受け取りも同じく、「午前中」「午後~夕方」などざっくりした時間しかわかりません。
引っ越し業者によっては、表にラベルなど、誰の荷物かわかるような表示をつけず、間違って降ろしてしまうこともあるようです。
引っ越し費用を安く抑える豆知識
引っ越す時期
基本的に引っ越す人が多く、忙しい時期には値段が高く、引っ越す人が少ない場合は値段が安いです。同じ荷物、同じ距離の引っ越しなのに値段が倍以上変わってくるので、できるだけ安い時期にさらに値切って引っ越し費用を抑えたいですよね。
3~4月は卒業や転勤が最も多く、引っ越し費用は1,5~2倍ほどになります。同じ3月でも上旬と下旬では金額が違い、下旬になるにつれてさらに金額が上がります。
暦通りの休みの人が多いため、土日祝の引っ越しは値段があがるので、平日の方が安くしてもらえます。
引っ越し業者
大手の方が大きなトラックを取り扱っているため、混載便をお願いできる可能性が高いです。さらに我が家がお願いしたアート引越センターは、すべての荷物にラベルを貼ってくれるので、他のお客さんの荷物と間違って降ろしてしまうことのないように配慮されています。
まとめ
・一番安い業者を先に呼び、「以前は~」と言いながら、見積もり価格の2万円ほど下の価格を交渉してみる
・それを繰り返し、少しずつ理想の金額まで値切っていく。
・3月下旬が最も高いので、なるべくそれ以外の月、または3月の上旬の平日を狙う。
・大きなトラックがあり、混載便で一緒に運んでもらえると格安でできる。
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