ひなまつりを子どもに説明するコツやおすすめの絵本は?保育園の遊びも!

3月3日は桃の節句、ひなまつり。日本で古くから伝わるこのような行事には、元になった話や、知られざる理由がたくさんあります。子ども達と一緒に行事を楽しむためにも、大人の私たちがまず理解して、わかりやすく伝えていってあげたいですよね。

今回はひなまつりの行事を子どもに伝えるコツやおすすめの絵本について紹介します。

 

スポンサードリンク

子ども達にひなまつりを説明するときのコツ

行事の由来について

先生 3月3日はひなまつりです。

子ども ひなまつりって何をするの?

先生 お雛様をかざって、子ども達が元気に育ちますようにってお願いするんだよ。

子ども なんでお雛様をかざるの?

先生 昔むかし、3月3日に、悪いことや病気やしんどい気持ちが水に流れていくように、体を洗って綺麗にしていたんだって。

でも本当に自分の体を洗うと冷たくて風邪をひいてしまうから、紙のお人形を自分の代わりにして、川に流したんだって

元気でいられますように。病気になりませんように。って願いをこめて流すと、お人形が自分の代わりに悪いことをお水に流して持って行ってくれるんだよ。

そのお人形がだんだん着物を着て、綺麗になって、水に流すのがもったいなくなったから、飾るようになったんだよ

だから、人形を飾るのは、「みんなが元気でいられますように」っていう願いがこめられているんだよ。

 

歌の歌詞について

あかりをつけましょ ぼんぼりに

お花をあげましょ 桃の花

五人ばやしの 笛太鼓

今日はたのしい ひな祭り

お内裏様と おひな様

二人並んで すまし顔

お嫁にいらした 姉さまに

良く似た官女の 白い顔

金のびょうぶに うつる灯(ひ)を

かすかにゆする 春の風

少し白酒 めされたか

赤いお顔の 右大臣

着物を着替えて 帯しめて

今日はわたしも 晴れ姿

春のやよいの このよき日

なによりうれしい ひな祭り

引用 j-lyric.net

先生 これは今でいう結婚式だよ。旦那様と並んで、綺麗な着物を着て、みんなが楽器を演奏したりお酒を呑んだりしてお祝いしているんだね。

子ども なんでうれしい日の歌なのに、こんなに悲しいメロディーなの?

先生 ほんとだね。もう歌を作った人は亡くなっているから、本当のことはわからないみだいだよ。

スポンサードリンク

短調で暗いメロディーな真相とは

作詞者であるサトウハチローさんは若くして結核でなくなったお姉さんがいるそうです。このお姉さんが嫁ぐ前に亡くなってしまった悲しみを表したものがこの「うれしいひなまつり」という歌だと言われています。

でも、サトウさんは作詞者なので、暗いメロディーを作ったのは川村光陽さんです。作詞をして、「短調でメロディーをつくってほしい」とお願いしたのか、作曲にもサトウさんが加わっていたのでしょうか?

ネット上ではいろいろな意見がありますが、教育現場で「こうらしいよ」という事を伝えるわけにはいかないので、「なんでかな?」「みんなもおうちの人と一緒に調べてみて、何かわかったら先生にも教えてね」と声をかけて、自分で興味をもっていろいろな情報を調べるように促しましょう

桃の節句以外の節句は何がある?

子ども達に伝えられるように、一応知っておきたい、その他の節句についてです。

一年を通して全部で5つの節句があります。このような節句の目的は、季節の節目に身の穢れを払い、厄除けや健康を願う風習がありました。

1月7日「人日(七草がゆ)」
3月3日「上巳(桃の節句)」
5月5日「端午(菖蒲の節句)」
7月7日「七夕(星まつり)」
9月9日「重陽(菊の節句)」

 

幼稚園や保育園で行事を楽しむために

ひなまつりを取り入れた遊び

ひなあられリレー

・人数に合わせて2~5つ程度のグループに分かれる

・それぞれのグループでまず折り紙を使ってひなあられを作る

・折り紙を小さくちぎって丸め、ひなあられに見立てる

・全員に紙コップを配り、お絵描きをする(用意できる紙コップが少ない場合は、各グループ二つで回します。その際は、みんなで自分の紙コップにお絵描きができないので、保育士がテープなどで飾り付けをした紙コップを使いましょう)

・紙コップをってそれぞれ1列に並び、折り紙の雛あられをそれぞれのグループの先頭の子の紙コップに適量ずつ入れる。

・コーンを周ってUターンして、次の友だちのコップにひなあられを全部うつして交代。(バトン代わり)

ひなまつりの文化に触れながら、男女が一緒に盛り上がることができるのでおすすめの遊びです。

おうちで子どもと遊ぶ

子どもと一緒に折り紙や画用紙をちぎったり丸めたりして、ひなあられをつくって遊びます。これを移し替えて遊んだり、数を数えて遊んだりしましょう。

数を数える遊びで育つ力についてはこちらをご参照ください。

 

ひなまつりにまつわるクイズ

クイズ形式にしながら、ひなまつりの行事への理解を深めることができます。どんな場面でもそうですが、「先生のお話の中から」「読んだ絵本の中から」出題することで、お話や絵本を集中して見る意欲にも繋がったり、見たことや聞いたことをより自分の知識へと定着させることができます

クイズの例

〇ひな人形は、なにを表したもの?
1、結婚式 2、入学式

〇ひなまつりに食べるお菓子は?
1、まめ 2、あられ

〇5人ばやしがもっている楽器は?
1、ピアノ 2、たいこ

〇ひな人形と一緒に飾るおもちは?
1、かがみもち 2、ひしもち

ひなまつりの絵本

もりのひなまつり

作・絵:こいでやすこ 出版社:福音館書店 価格:900円+税

のねずみたちは、「森のひなまつりをしたいのでおひなさまを連れて来て下さい」とねずみばあさんに手紙を出しました。おばあさんに連れられておひなさまは森へおでかけ。動物たちと一緒に、うたったり踊ったりして楽しく過ごします。

絵が綺麗で可愛いので、月齢が小さい子どもには、文章を読んでお話を理解するのではなく、絵を見ながら、「おひな様綺麗だね」「着物を着ているね」と、ひなまつりの文化に触れられるように会話しましょう

絵を一緒に楽しむのも、親子の読み聞かせの方法のひとつです

みんなでおひなさま!

作:きむらゆういち 絵:ふゆのいちこ 出版社:教育画劇 価格:780円+税

大きなおひな様を作るこぐまのまー。風にとばされて、せっかく作りかけたおひな様が壊れて今います。そこにやってきたのがこぐまのくー。くーのナイスアイデアで、一緒に大きなおひな様を完成させるしかけ絵本です。

いないいないばぁ!の絵本でも有名なきむらゆういちさんの絵本です。乳児でも楽しめて、おひな様を知るためには十分な内容です。

ひなまつりにおひなさまをかざるわけ

作:瀬尾七重 絵:岡本順 出版社:教育画劇 価格:1200円+税

ひなまつりの由来である「流し雛」。子どもの病気や災いを人形に託して川へ流すという内容がよくわかる絵本です。飾ってある豪華なひな人形しか知らない子ども達には、是非伝えたい絵本です。

乳児は由来や物語の内容を伝えるよりも、「ひなまつりという行事を知る」ということが大切です。その中で、「ひな人形って綺麗」「着物って可愛い」中には、「お人形怖い」と感じる子どももいるかもしれません。それぞれに何かを感じられるきっかけとして、絵本を読んだり、ひな人形を見せてあげるといいですね。

3歳くらいになると、少しずつ絵本を通してひなまつりという行事を伝え、子どもなりに理解できるようにしていきましょう。絵本で説明することによって、知らない単語でも、絵でイメージをつかむことができます。ひなまつりが題材になった絵本はたくさんありますが、年齢に応じて選ぶことが大切です。

 

さいごに

絵本を読んだり、行事の由来を改めて調べることで、大人のわたしたちも初めて知ることがたくさんあります。是非、子ども達と一緒に、新鮮な気持ちで日本の文化に触れて、知識を深めていきたいですね。

 

スポンサードリンク

スポンサードリンク

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です