今回は、親子競技のアイデア【1歳編】ということで、実際に保育所に勤めているときに盛り上がったものや準備が簡単だったおすすめのものを紹介します。
1歳児の運動会で気を付けること
歩くのはまだ十分にできない子がいると思います。
ありのままの、今のこどもの可愛い姿を表現したい♡という保育者の気持ちを、事前にうまく伝えておくことがとってもとっても大切だと思います。
いろいろな思いを抱えた保護者さんがいると思うので、「うちの子だけまだ歩いていない。。」とか、「普段は歩いているのになんで!」と、いう気分にさせないようになるべく配慮したいところです。
1歳児みんなで楽しめる運動遊び
まねっこ
ハイハイ
車をひっぱる
物を入れる
めくる
音楽に合わせて体を動かす
ボールをころがす
のぼる/おりる
ジャンプ(みたいな動き)
走る/とまる
このような動きが少しずつできるようになってくるのが1歳児ですね。
「おさんぽ」「ピクニック」「おでかけ」のようなわかりやすいテーマを決めて、その道のりでいろいろと体を動かして遊んでいる姿を表現するのがわかりやすくておすすめです♡
親子競技アイデア
【準備するもの】
動物の絵が書かれたカード
【遊び方】
おうちの人が子どもを抱っこしてスタート。
折り返し中間地点にあるカードを子どもがめくる
その動物を親子でなりきってゴールまですすむ
※リレー形式ではなくて、親子でまねっこ遊びを楽しんでもらうために一回一回笛をならしてスタートします。
私たちがやったときは
うさぎ・ねずみ・ゴリラ・ぞう・かめ
で行い、盛り上がりました♪
【準備するもの】
マット
ボール(小さくて軽く、持ちやすいもの)
段ボールにロープをつけたもの
【遊び方】
子どもがボールをもって、抱っこしてスタート。
中間地点のかごにボールをぽん!
そのあとマットの上を親子でハイハイして、フープのトンネルをくぐる。
子どもは段ボールの船にのり、おうちの人に引っ張ってもらってゴール。
準備が少し大変ですが、一度つくっておくと発表会などでも使えるのでおすすめ♡
【準備するもの】
ボール
カゴ
【遊び方】
子どもはボールをもって、抱っこでスタート。
地点にあるカゴにボールをシュート!
急いで折り返して次の人にタッチ!
※子どもはずっと抱っこしてもらえるので、ハイハイしたくない。乗り物にのりたくないという心配はありません(笑)
リレー形式ということで、かなり盛り上がりますが、どちらかというと大人の動きがメインとなります。
何歳児でも遊べるルールですが、結構盛り上がるのでおすすめ♡
【準備するもの】
・段ボールにアンパンマンの絵をかき、口の部分を大きく切り取ったもの(かごにアンパンマンを貼り付けたもの)
・にんじんやトマトなどの野菜
・カバン
【遊び方】
カバンににんじんやトマトなどの野菜を入れたものをもってスタート。
中間地点にあるアンパンマン(動物)の口(カゴ)に食べものを入れる。
おうちの人に抱っこしてもらってゴール
キャラクター禁止の場合は、「うさぎさんに届けよう」でもいいかも♡
【準備するもの】
・ポンポン
・かご
【遊び方】
普段子どもたちが踊っているダンスを、ポンポンをつけて踊る
ダンスが終わったらカゴまでしまいにいく
抱っこで退場する
親子でダンスしている姿が可愛いのでおすすめ♡
親子競技で大切なこと
以前の記事でも書きましたが、そもそものねらいを忘れないように構成したいですね。
保育園の運動会の親子競技アイデア4選!0,1,2歳児が楽しめるのは?
私は、親子でコミュニケーションをとりながら楽しい時間を共有する。ということを常に意識して種目を構成していました。
なので、「ふれあえるもの」「親もこどもも自然と笑顔になれるもの」というところが大切かなと思います。
さらに、できるようになったことをほんの少し加えたり、お友達とか先生とかかわろうとする姿をどこかで見せられるように構成するのもいいですね。
ちないに、親からすれば泣いてても何もしなくても、ただそこに参加しているだけでも十分なものです♡(笑)泣きまくって親元へかけよって参加できなくても、本来は仕方がないものですよね。
大変なこともたくさんあると思いますが、こどもの可愛い姿を楽しんでください♡
