保育園の運動会の親子競技のアイデアとねらい!0歳児でも泣かずに楽しむコツは?
みなさんこんにちは!
ぼちぼち夏休みの休暇が終わり、二学期の準備に向けて動き始めた方が多いと思います。
それにしても二学期は運動会や製作展など、ビッグイベントが多くて大変ですよね。
今回は、運動会の種目アイデアの紹介で、主に0歳児の親子競技の、実際に盛り上がったものを反省を合わせてピックアップしていきます!
この記事のもくじ
0歳児の運動会のねらい
そもそも、人生をスタートさせたばかりの0歳のピヨピヨちゃんにとって、運動会って必要あると思いますか?
というかそもそも運動会の目的って?
と、話がそれていくのでそれはまた書くとして、今回は、0歳児の運動会の目的について述べます。
大切なのは「親子でふれあい、運動会を楽しむこと」
「ねらい」というと、「達成感を味わう」だとか、「仲間と~ホニャララ」だとかをイメージしがちですが、
・これだけは大切にしたいこと
・これだけは味わってほしいこと
・これだけは経験させてあげたいこと
というものですよね。
0歳の赤ちゃんにとって大切なのは、
“運動”を通しておうちの方と触れあうことが大切であり、ねらいの本質的なところになると思います。
それを頭におくと、ある程度競技の内容や、運び方が定まると思います。
0歳の親子競技
おふねでゴーゴー!たまいれポン!
【準備物】
・段ボールふね(段ボール・すずらんテープ)
・玉入れのような小さいボール
・カゴ
【遊び方】
組み立てた段ボールにヒモを通して乗り物を作ります。
子どもはボールをもってその中にお座りして入り、おうちの人はそれをゆっくりひっぱります。
中間地点にあるカゴにそのボールをシュート!!
そして抱っこ帰り、で次の人へタッチします。
※人数分乗り物を用意できる場合は、それを繰りかえす。できない場合は、次の人は、抱っこでいってボールをシュート→段ボールの乗り物で帰る を繰り返します。
おつかいゲーム
【準備物】
・カバン
・ままごとで遊んでいる食べ物
・食べ物がかかれたカード
(全て人数分)
【遊び方】
子どもはカバンを手にもって、抱っこで出発!
中間地点では、果物や野菜が書かれたカードを引きます。
その果物や野菜をカバンにいれて戻り、次の人にタッチ。
※普段遊んでいるままごとのおもちゃを取り入れることで、安心して遊ぶことができます。
うさぎさんどうぞ!
【準備物】
・段ボールにうさぎの絵を描き、口の部分を大きく切り取る
・ままごとで遊んでいる食べ物
【遊び方】
抱っこでうさぎさんのところまで出発!
うさぎさんの前に並べられた食べ物をひとつとって、うさぎさんの口にポトン!
食べさせたら抱っこでもどって次の人へタッチ!
※うさぎでなくてもいいですが、一番子どもたちに馴染みがあって、簡単にかけるかなと思ってよく利用していました。本当はお口の大きなカバさんとかが描けるといいのですが(笑)
なにがでるかな?抱っこリレー
【準備物】
・「たかいたかい」「こちょこちょ」「ぎゅー」などふれあいの動作がかかれたカード
・マット(中間地点に敷いておく)
【遊び方】
抱っこでスタート
中間地点のマットに座り、カードを引く。
引いたカードの動作をして遊ぶ。
終わったらまた抱っこでゴール。
※折り返しではなくて直線のリレーにする方がいいです。リレーになると、次の人にタッチするために遊びを早々に切り上げてしまう親御さんもいるので、競争や勝敗を気にせずに十分に親子でふれあって遊んでもらいます。次のレースは先生の笛でスタート。
1~2歳児への応用編はこちらにまとめています▶▶
保育園の運動会の親子競技のアイデア4選!0,1,2歳児が楽しめるのは?
0歳の子どもたちが運動会を楽しむために
親も子どもも笑顔になれるもの
いくつくらい出番があるのかにもよりますが、”親子競技”においては、親と子どもがふれあって笑顔になれるものというところは外せないポイントです。
「ハイハイできるようになったから披露したい」とか、「歩けるようになったからヨチヨチ歩きを披露したい」とか、「運動会だから運動の要素を盛り込みたい」とかは、0歳児にはハードルが高いし、本当に大切な「0歳児のねらい」に立ち返ると、そこまでする必要はあるのか?と疑問なところだと思います。
特に、普段はハイハイしたりヨチヨチ歩いていても、おうちの人がいたら、「だっこだっこ」というのが0歳児。
おうちの人が横にいるのに、ハイハイや歩いたりやというのは、泣く可能性も高いですし、泣いた我が子を見て親もあたふたします。「もう抱っこしてもいいですか?」という気持ちでいっぱいになるでしょう。
親子競技なのであれば、基本は抱っこがいいです。
そして、中間地点(折り返し地点)で、ちょっとした遊びを入れる。
これももし嫌がったらおうちの人がやったらいいです。
とにかく、「お母さん、お父さんと一緒に運動会楽しかった^^」という、ウキウキワクワクした気持ちを経験させてあげるのがいいですね。
熱中症対策
0歳児は、まだまだ発汗機能が未発達で、体温調節が苦手です。
暑いところに長時間いると、熱がこもったり、かいた汗でかぶれてあせもができたりします。
・待ち時間はなるべく部屋で過ごす。
・水分はこまめにとる
・出番が終わって汗をかいていたら着替える
・もし熱がこもってぐったりしていた場合は、首の後ろと脇、太ももの付け根を冷やすようにして、体温を下げてあげます。
あせもがひどい子は、個別でシャワーや濡れタオルで体をふいてあげるように、していましたね。
クラスだよりや連絡帳で事前に伝えておく
運動会当日の雰囲気は、普段の保育園とは全く違います。
そのいつもと違う雰囲気を感じて、ぐずったり泣き出したりする子もいます。
当日を迎えるまで何も聞かされていなかったら、「うちの子練習でもずっと泣いてたんだろうか」と心配になるのが親心。
「〇〇ちゃんは前まで嫌がっていたけど楽しそうにダンスをするようになりましたよ。」
「〇〇の曲が好きみたいで、ずっと踊っていますよ」
のような、具体的な姿を伝えておく方がいいですね。
そして、クラスだよりには、
・当日までは楽しく遊んでいること。
・当日はお客さんもたくさんいて、大好きなおうちの人の顔を見ると泣き出したり、いつもと違った様子が見られるかも知れない事。
などをはっきりと伝えておくことが大切です。
保護者も「そりゃそうだよね」という温かい目で応援してくれるので。
そして、「どんな姿でも受け止めて、そのときのありのままの、精一杯の姿を一緒に喜びましょう!」と、当日は何があるかわからないけど、一緒にお子さんの成長を喜びましょうね!と伝えておく方がいいですね。
さいごに
0歳の赤ちゃんにとっては、なにがなんだかわからない運動会。
とにかく、無理をさせないことが大切です。
そもそも、0歳で運動会を経験しない赤ちゃんなんてたくさんいます。
おうちの人が働いていて、保育園に在籍しているから経験するだけなので、あれもこれもと期待せずに、所属している園が運動会をやるから、せっかくなので出番があるよ♪
という気持ちで楽しみましょう!
“特別な1日”を意識しすぎず、普段通りの気持ちで楽しみたいですね!
それではありがとうございました~♪
娘が0歳児のころ、赤ちゃん本舗主催のハイハイレースに出ただけでも感動したマイヤーでしたw
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