痛かった陣痛に耐え、無事産まれてきた赤ちゃん。ほっと一息つくと、すぐに後陣痛や子宮の収縮の痛み、おっぱいの張りによる激痛など、痛いことはしばらく続きます(笑)
今回は私自身も産後の入院中に苦労した、赤ちゃんが母乳を飲んでくれないアルアルについて対処法をまとめていきたいと思います。
出産後の入院生活のあるあるネタまとめ!おっぱいマッサージは激痛?
この記事のもくじ
赤ちゃんが母乳を飲んでくれない!
産まれたばかりの赤ちゃんは一日の大半を寝て過ごし、おっぱいを吸ったこともないので吸う力や加える力もまだまだ弱いです。弱いというか未経験なのでこれから練習していくわけですね。
「ゆっくりできるようになればいいよ」という話なんですが、母の体は出産したことにより母乳はどんどん生成され、おっぱいが激痛におそわれます。
ガチガチになるほど張るのですが、赤ちゃんはスースー寝てばかり。授乳の時間になって起こしても、ちょっと加えて2~3回チュウチュウと吸ったらまた寝てしまう。
赤ちゃんにとったらいきなり大量に飲めと言われても無理な話なんですが、その時の母に体はそれどころじゃないんですよね。
そんな時の対処法の紹介です。
足をくすぐって起こす
入院中我が子が一番やられた方法です。足のうらをムニムニっと押してくすぐって刺激あたえて、起こします。起きた拍子に飲み始めますがすぐ寝てしまうので、また起こします。
抱き方を変える
《横抱き》
一般的な授乳の体制です。授乳する側の腕で赤ちゃんの頭を支えて体勢を整えますが、新生児は、まだ首が座っていなくて授乳の体勢が取りづらいので、授乳用クッションなどを使って顔の位置を高くしてあげると授乳しやすくなります。
《たて抱き》
ママの太ももに赤ちゃんを向かい合わせで座らせて授乳する姿勢です。首をしっかり支えてあげれば新生児からでもできます。横抱きだとすぐ寝てしまう赤ちゃんは、起こすためにたて抱きにしてみましょう。
我が子はたて抱きにしても寝ていましたが(笑)
《フットボール抱き》
赤ちゃんをラグビーボールのように小脇に抱える姿勢です。授乳クッションの上に赤ちゃんを乗せて頭だけしっかり支えるようにすると、腕も疲れることなく、授乳しやすくなります。
抱っこして起こす
授乳することを中断し、首をしっかり支えてたて抱きにして起こします。「今から飲むよ!」と声をかけてやってみましょう。少しは吸ってくれます(笑)
遠慮せずにナースコールでヘルプ!
私は何度も何度も助けてもらいました。
「すみません、授乳したいんですけど、また娘が寝てしまって・・手伝ってください」
何度も来てもらって、激痛のおっぱいマッサージをしてもらったり、「そのうち赤ちゃんの飲むペースと母乳の量が合ってきて、痛みはマシになっていくからね」と励まされたりしながら乗り切りました。
2週間ほどたつと、赤ちゃんの飲むペースもあがってきたようで、授乳のあとは少し楽になりました。数時間たつとまた痛くなりましたけどね。
1~2か月はすぐにガチガチにはって痛かったですが、だんだんと飲む量も増えて、3ヶ月ほどたてば全く痛みを感じなくなりました。
搾乳はどの程度しぼるの?
病院によって搾乳を推奨しているところとそうでないところがあります。
私が入院した病院は、搾乳をあまり進めてない病院でした。理由は、母乳は出た分だけまた作られるから。
搾乳で絞り出したとしても、その分を補おうとまたすぐ作られ始めるので、結局出が良くなり、またしぼる結果に。
さらに、赤ちゃんが飲む力をつけていけば、そのうち飲むスピードがあってくるけど、搾乳してると赤ちゃんの飲む力が育たないのに、母乳の出だけが良くなる。
ということで、あまり推奨されてはいませんでした。
どうしても辛い時は、シャワーで体が温まった時に、両手ではさみこんでピューッと出す程度。少し痛いくらいでとめておく方がいいと言われました。そして、ガーゼを濡らして胸におき、痛さを紛らわすようにと。
でも、ありえないくらいに痛すぎて、眠れたもんじゃありません!搾乳してスッキリしたいけど、先生の言ってる意味もわかる!
結局激痛には敵わず、割と両手でほどよくしぼってましたね。
ズキズキ→チクチクになる程度。
機械を使ってまではしなくていいかなと思ったので、お下がりで搾乳機をもらってましたが、私は使いませんでした^_^
痛くて眠れないとき
冷やしすぎるとよくないということで、本当は濡らしたガーゼとかがいいみたいですがそれで痛みがひどすぎる場合はアイスノンを使って冷やして紛らわします。
さらに、どうしても痛い場合は、ほどよく搾乳をします。
最初は赤ちゃんの1回1回赤ちゃんの体重を測って母乳の量を確認したり、右側何分、左側何分と時計を見ながら授乳しますが、だんだん赤ちゃんも飲めるようになってくるので、最初の2~3週間だけ頑張って耐えましょう!
さいごに
産院によって方針はさまざまですが、私が思ったのは、搾乳しても全然OKじゃん!ってことでした^^
心配しなくても赤ちゃんはどんどん母乳を飲んでくれるようになるので、ある程度は冷やして我慢して、どうしても痛くて眠れないときは、痛みが和らぐ程度に搾乳したらいいと思います。
赤ちゃんと呼吸が合うまでは痛くて辛いですが、そのうち赤ちゃんの飲む量と合ってくるし、添い乳もできるようになって少し楽になってくるので、一生のうちのたった数年の授乳ライフを楽しみましょう^^
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