子育ては自分の時間もろくにとれず、上手くいかないことの連続で、しんどいと感じてイライラすることも多いですよね。今回はそんな時の対策のひとつとして、「プラスの言葉」についてまとめました。
この記事のもくじ
親からかけられた言葉は子どもの思考や性格を作り上げる
言葉は人を笑顔にすることも出来れば、傷つけることもあります。そして、言葉によってついた傷は、一生消えないとも言われ、相手の人生の長きに渡って影響し続けます。
言い換えれば、言葉は人を簡単に傷つけることもできるけど、簡単に深い部分まで届けることができるということです。
今日かけた言葉が、5年後、10年後の子どもの性格を左右すると言われています。そのくらい言葉の影響力は強く、人生を左右するといっても過言ではないんですね。
大切な我が子の幸せを願うのであれば、お子さんにかける言葉はプラスの言葉を意識する必要があります。
プラスの言葉とは
言われた人も言っている方も幸せな気持ちになるポジティブな言葉のことです。
大好きよ。さすが!すごいね!あなたならきっと大丈夫!おはよう!今日もいい朝だね。今日も元気だね。可愛いね。
などですね。
一方マイナスな言葉とは?
あなたはダメな子ね!さっきもゆったでしょ!何度言ったらわかるの!
いい加減にしなさい!
どうせ○○なんだから。
このあたりが代表的なマイナス言葉であり、子育てしているとついつい言ってしまう場面の多い、頻出ワードです!(笑)
叱り方について
プラスの言葉を発することは大切ですが、もちろん必要な時には叱ることは必要です。
理想をいうと感情的にならず、マイナスな言葉や決めつけ言葉を使わずに、どうすればいいのかを伝え、子どもに諭すのが大切です。
親子なのでついつい感情的になる日もあります。
でも、プラス言葉の知識があるのとないのとでは、ふとした時の言葉のかけ方が変わってきます。頭では理解しておくようにするといいですね。
家庭内をプラス言葉で溢れさせよう!
子どもにとって一番影響力のある環境なのが、家庭環境です。そんな家庭環境を少しでもプラスの言葉で溢れさせるポイントについてまとめました。
まずは大人も自分のことを愛すること
大切なお子さんのことを愛し、プラスの言葉をかけるには、お母さんやお父さん自身が、自分自身のことを愛し、存在や価値を認めることが大切です。
必要以上に周りの目を気にせず、人と比べずにありのままの存在に感謝できるようになるといいですね。
夫婦の仲を良くすること
シングルマザーでも、プラスの言葉を意識して、素敵な子育てをしている方はたくさんいらっしゃいます。
もしパートナーと一緒に暮らしているのであれば、夫婦関係が悪いと子どもは思考がネガティヴになりやすく、自分の存在そのものに対しても否定的になります。
特に母親の笑顔が少ない場合は、子どもの心身の健康状態に影響します。
何気ない挨拶に愛情をこめて、その言葉を大切にするだけで、家庭内に笑顔が広がります。
笑顔でいると自然とプラスの言葉がふえていきます。親が話すプラスの言葉をたくさん浴びて育った子どもは、情緒が安定し、自己肯定感が高まります。
子どもにとって一番影響を与える家庭内をプラスの言葉が飛び交う幸せな空間にしたいですね。
夫婦間でストレスを感じてしまう場合は、子どもにあたってしまう前に、子どもがいながらでもできるストレス発散法を見つけましょう!
ストレス解消法を見つける
好きな歌手の音楽を聴く感動系のドラマや映画を見て思い切り泣く
お笑い番組を見て思い切り笑う
友だちに電話をする
実家に遊びに行く
チョコレートを食べる
ヨガやストレッチなどの体操をする
アロマをたいてリラックスする
などなど、自分にあったストレス発散法を見つけましょう。子どもがいるとなかなか不自由することもありますが、それでも子どものいる毎日は続いていくので、子どもがいながらでもできる発散方法を見つける方がいいですね。
ちなみに私の自宅でのストレス発散法は、寝かした後にストレッチをすることと、ココアやチョコレートなどの甘い物を摂取することです^^
日常的には無理ですが、たまに子どもや友達とでかけるのであれば、大好きなカラオケで歌ったり、美味しいものを食べたりしながら喋りまくって発散しています。
それでも子どもが夜中の間中ぐずりまくったり、自分の体調が悪かったりするとイライラしたり、笑顔が少なくなったりもします。
ひとりで完璧にこなすなんてのは難しいので、「まぁこんな日もあるか。ごめんね。」というような気持ちで過ごしています。
スキンシップも大切にする
肌と肌が触れ合うことで「オキシトシン」という愛情ホルモンが分泌され、愛されている。幸せ。と感じやすくなります。これは、子どもだけでなく、双方に対して分泌されるホルモンなので、夫婦でも親子でもスキンシップを大切にする方がいいですね。
言葉でのコミュニケーションだけでなく、ふれあえるような手遊びを一緒に楽しんだり、お膝の上にお子さんを乗せて絵本の読み聞かせをしたりするのもおすすめです。
また、何かをするわけでなくても、「可愛いね」と抱きしめたり、手を握ったりすることで、子どもの心はどんどん満たされていきます。
さいごに
頭でわかっていても、忙しくて自分に余裕がないとなかなかプラスの言葉をかけることができません。でも、こんな言葉があると知り、少しでも意識しておくことで、少しずつプラス言葉が増えていきます。
朝から晩までと完璧にしようと思わずに、寝る前の余裕のあるときや、お風呂の時間など、一日の中でゆとりをもって過ごしやすい時間を見つけて、その時間だけでも意識して過ごすようにしてみるのがいいかもしれません^^
少しずつが積み重なって、プラス言葉のシャワーがたくさん降り注ぐといいですね。
コメントを残す