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LDR室の意味をわかりやすく説明!費用やメリットとデメリットも

「お産の仕方はお産の数だけある」というのはよく言われていることで、それぞれの家族、赤ちゃんの産まれてくるタイミング、お母さんの体調などによってさまざまですよね。

この記事では、LDRを実際に利用した体験を元に、メリットやデメリット、そもそもLDR室って良く聞くけどなんなの?という問いについてわかりやすくまとめます。

 

LDR(エルディーアール)とは?

Labor=陣痛
Delivery=分娩
Recovery=回復
の略で、陣痛時・分娩・分娩後の回復時に部屋の移動をしなくて済むように、陣痛室・分娩室・回復室が一体となった部屋のことです。

通常のお産では、陣痛が始まってもしばらく自宅で待機!

そして、陣痛間隔が短くなると病院へ行き、まずは「陣痛室」に行きます。

その陣痛室には同じ様に陣痛に耐えている方がすでにいる可能性もあります。(病院によって陣痛室のベットの数や部屋の広さは違いますが、2~4つが多いようですね)

そして、陣痛が強くなりいざ出産の段階になってから「分娩室」に移動します。そしてお産が終わって落ち着いたら、そのまま担架のようにして「入院室」に運んでもらいます。

LDR室では、なんとこれらの動きが一つの部屋で出来ます!!

これって、めちゃめちゃ有難いんです!!(笑)

病院に行けばすぐLDR室へ案内され、陣痛からお産まで移動はなく同じベッドです。お産が終わるとそのまま同じベットで2時間ほど回復の時間を設けられ、その後入院室へ移動となります。

LDRのメリットとは?

陣痛から回復まで部屋の移動がない

他の妊婦さんに気を使うこともないですし、いざお産!という一番陣痛の強いときにベッドや部屋を移動しなくてすむので体への負担が少ないです。

また、出産後の回復も同じ部屋、同じベッドなので、産まれてきた愛しい赤ちゃんや家族たちと一緒にアットホームな時間を過ごすことができます

わたしの時は、産まれる少し前にロビーに両家の家族と予定が空いていた友人が1名がスタンバイ。

出産後の会陰縫合や、赤ちゃんの身体測定などなどが終わったら「ご家族の方どうぞ~♪」と言われ、御一行でぞろぞろ部屋へ。

そのあと、写真をとったり抱っこしてもらったりして、思い出に残るひと時を過ごせましたww

個室なので辛い陣痛中も自由にできる

大好きな曲や元気の出る曲を流したり、アロマをたいてリラックスしたり、部屋の照明や温度を好きなように調節したりできます。

余裕さえあればテレビを見ることもできます。

家族の立ち会い出産が可能

パパだけでなく、上のお子さんも立ち会い、家族で出産を見守ることも可能です。

家族でアットホームな出産が可能

宿泊も可能なLDR室では、上のお子さんの宿泊も可能となっています。

年子やママと離れにくい年齢のお子さんがいると、有難いですよね。

 

LDRのデメリットとは?

金額が高い

病院にもよりますが、通常の分娩よりは費用がかかる場合があります。

万が一お産が重なれば、移動が生じる可能性もある

病院に1~2部屋しかない施設もあるので、お産の進み具合によっては、途中で移動になる可能性もあります。

LDR室自体が少ない

取り入れてる病院が少ないので、通院できる場所に設備がない場合もあります。

費用について


費用は病院によって様々です。

20万円代ですんだ人もいれば、80~90万近くかかった人もいるようです。土日祝や深夜の入院分娩時の手当て(陣痛誘発、会陰切開の傷口の縫合や麻酔、緊急帝王切開など)によっても追加料金がかかります。詳しく知りたい場合は、お世話になる病院に尋ねるようにしましょう。

さいごに

LDR室での出産はメリットもたくさんありますが、費用面や交通面でのデメリットもあります。

出産するにあたって、初めは4週間に1度、赤ちゃんが成長するにつれて2週間に1度、1週間に1度、予定日が近くなると3日くらいの間隔で通院するようになります。

出産選びのポイントはそれぞれ違いますが、通いやすい病院を選んで良かったという方が多いので、お腹が大きくなってからも頻繁に通う事が苦でない産院にすると安心ですよ。

参考にして頂けたら幸いです。

それではありがとうございました~♪

 


ABOUT ME
RISA
RISA
いつか歌のお姉さんになりたい、こそだてセラピスト。サイグラム×選択理論心理学×内観コーチングを活かした、「ママとこどもの才能が開花する!親子で幸せになるこそだての見つけ方」や「自分も周りも大切にする生き方」の発信をしています。